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2017年4月30日礼拝メッセージ

4月30日(日)の礼拝メッセージ断片



 『神の知恵と人の知恵』

          マタイ22:15-22

              山口紀子牧師



 これはワナでした。

民衆の関心の高い税金に関して、普段は

不仲のパリサイ人とヘロデ党が結託し

主イエスに質問します。



「カイザルに税金を納めてよいでしょうか。

いけないでしょうか」。



 この時ユダヤはローマ帝国の支配下にあり

カイザル(ローマ皇帝)への納税義務がありました。

それは経済的圧迫、異邦人に税を払う精神的屈辱、

加えてローマの硬貨にはカイザルの肖像と、

彼を神格化した称号が刻まれていますから

偶像礼拝の危険を含んだ宗教的問題でもあったのです。



 もし「納めなさい」と答えれば、民衆は失望し離れて

いくでしょう。もし「納めなくてよい」と答えれば、ローマに

反旗を翻したとして訴えることができます。



 しかし主イエスは彼らの偽善を見抜かれ、

思いもよらぬ答えをされます。



「カイザルのものはカイザルに、

       神のものは神に返しなさい。」



 この言葉はその後の歴史の中で、政教分離を

語る時によくひかれる御言葉となりました。

ただ、ここで最も大切な真理は

「神のものは神に返す」ということです。



 「神のもの」とは何か?

それは「神の肖像」が刻まれているもの。

「肖像」とは「かたち」とも訳せます。



 「神は自分のかたちに人を創造された。」(創1:27)。

とあるように私たち人間こそ神のかたちが刻まれた

神のものです。



「神のもの」の意味するところは

① 私たちは神の私有財産であり

    (金銀を表す)宝です。

② 神との交わりの中で生きるように

     造られました。



 神のものは神に返す。

それは自分自身を神のものと認めささげて生きること。

誰よりもまず、主イエスがそのように生きられました。

十字架の恵みにあずかる時、私たちもそのように

ささげることができるのです。





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