2021年3月28日礼拝メッセージ

3月28日()の礼拝メッセージ断片 出エジプト16:1-8,ヨハネ6:32-35

『いのちのパン』 山口紀子牧師

 

 イスラエルの民のエジプト脱出は、それ自体が目的ではありません。目的は神を礼拝する民を創ること。血縁の共同体から信仰共同体へ。そのために神は、まず数々の奇跡をもってご自身を現し、救って下さいました。そうして救われた者は、荒野の旅を通して神を信頼し従う訓練に入ります。同じことがわたしたちにも言えます。

 全会衆はここで不平を言いました。何のためにそれをしているかわからないと人は目先の不満しか見えなくなります。奴隷時代の苦しみや救いの感謝を忘れ、過去の美化が始まります。集団心理も働き不満が爆発します。あなたの目は、舌は大丈夫でしょうか?

 しかし、そんな民に神は天からのパン、マナを与えてくださるのです。「わたしがあなたがたの神、主であることを知る」ようになるためです。

マナは毎日その日の分を集めます。私たちは一度に沢山集めて安心したいと思いますが、毎日その日に必要な分を集めることが訓練なのです。日々主が必要を与えてくださる、それを知るためです。

後に、主イエス・キリストは言われます。「わたしがいのちのパンである」。出エジプトの時代、荒野で民を40年間養ったマナは実にイエス・キリストを指し示していたのです。

パンは自分が裂かれ、砕かれ、死んで初めて食べた人のいのちになります。まさにそのために主イエスは十字架上で裂かれたのです。聖餐を祝う度にわたしたちはキリストの体が裂かれ、血が流されたことを覚えます。ここに救いがあることを確認します。

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